「みりん」を絞りました。

新型コロナウイルス関係の記事も新ネタがたくさんあります。
・カリフォルニアの抗体検査の結果 前回と同様の結果です
・液性免疫(抗体)に加え、自然免疫と細胞性免疫が重要?
・遺伝子型の話ばかりであるが、それ以上に重要な血清型の話が出ないのは?
・重症化に関係するADEについて
・治る過程はインフルエンザとまったく同じ免疫パターン?
・再感染について
・・・
ですが、今回は「みりん」になります。
もちついて生きましょう。お茶(緑)飲みながらですね^^
発酵食品のほとんどを麹から手作りしています。今回は、みりんを仕込むための梅酒びんの在庫がなくなったので、毎年仕込んでいる塩みりんを一びん絞ってみました。今回絞ったのは、2017年に仕込んだ3年ものになります。
みりんの仕込みはまったく難しくなく、焼酎にもち米と米麹を入れ、6か月間放置するだけです。3年仕込むと色も濃厚になり、とても美味しいです^^
(健康を考えていない)食べ物が溢れていますが、食べられるもの(体に良いもの)がなくなっています。新型コロナウイルスの影響で、家に引きこもっている方も増えていると聞きます。これからの生活を考えると、一人でも多くの人が少しでも作物を育てることが大切になるかもしれません。これを機会に様々なことにチャレンジされてみてはいかがでしょうか。
発酵食品も自分で仕込めば、材料も厳選できますし、簡単に、安く、健康にも良く、美味しい・・・といいことづくめになります。自宅で仕込めば、家じゅうに「いい菌」が充満します。どんな消毒薬や加湿器などよりも効果が高いかもしれませんね。

関連記事

no image

発酵食品作りの開始

今年も発酵食品作りの開始です。 1、2月は農作業がほとんどありませんので、発酵食品などを作るのに適当な時期になります。 今回は、最も大切な麹菌の培養です。 日本の調味料のほとんど(みそ、しょうゆ、みりん、酢、甘酒など)は麹菌の発酵から始まりますので麹菌はとても重要な菌になりますね。 稲に付く天然の麹菌の塊である稲だまから麹菌を増やすのが、究極の身土不二ですが、昨年は稲だまが取れませんでしたので、以前にとれた麹菌を増やして今年の調味料用にします。 いつもは0.3分つき米(ほとんど玄米)を使うのですが、今回は3分つき米でやってみてます。ポイントは麹菌だけが増えるように灰を混ぜることですね。 稲だま […]

no image

甘酒とラッシー作り

先日のみそ作りで余った米麹を使い甘酒を作りました。 麹さえあれば甘酒は拍子抜けするくらい簡単に作る事ができます。炊いた米に麹を混ぜ、一晩保温するだけです。 定番の豆乳ヨーグルトと混ぜると美味しい手作りラッシーになります。わが家の豆乳ヨーグルトは酸味があまりないので、いちごのような少し酸味のあるフルーツと混ぜると絶品です! 栃木はいちご王国なので、一年中いちごが手に入ります。 身土不二の観点からは、地元で採れる「旬のもの」を摂るのが健康にはいいのですが・・・たまにはいいですね^^ 以前に書いた甘酒の記事は以下を参照してください。 https://www.facebook.com/shinjiro […]

no image

腸内細菌の種類と役割②

前回の記事の続きです。   人と腸内細菌は共生関係というお互いに助け合っている関係にあります。   腸内細菌にとって人の腸内に住むメリットとはなんでしょうか。 まず、私たちは、定期的に食物を食べますので、腸内細菌には自動的に食べ物(とくに糖質)が供給されます。 また腸内は適度な温度や水分が保たれており、腸内の酸素の少ない環境は、嫌気性菌が多い腸内細菌にとっては実に快適な住みやすい環境と考えられます。 一方、人にとってのメリットですが、腸内細菌が良い状態では、以下のように、人の腸内でとても多くの役割を果たしており、人の存在を根本から支えています。 ①常在菌として存在し病原菌の […]

no image

腸内細菌と心の関係~人の感情も腸内細菌が決めている?~

今回は腸内細菌が心に及ぼす影響についてまとめます。 腸の状態が精神状態に影響するという考えは、決して新しいものではなく、100年以上前から言われています。 19~20世紀初頭では腸の老廃物や毒素が中毒を起こし、うつ、不安、精神病などを起こすと考え(いわゆる自家中毒)、下剤の投与や腹部手術まで行われることがありました。 しかし、腸と精神疾患との関連は、その後、否定的な報告が多くなされ、次第に、フロイトの心理神経症理論などに置き換えられていき、いったんは完全に下火になり、忘れ去られていました。 ごく最近になり、腸内細菌の働きや重要性が明らかになるにつれ、腸と心の関係が、精神医学の分野でも再び注目さ […]

no image

2019年の稲刈りが終了しました

今回の3連休の間に今年も無事に稲刈りが終了しました。 お手伝いしていただいた皆様、本当にありがとうございました。 子どもたちは1日中走り回ったり、魚や虫を捕まえるのに夢中で楽しい時間になったと思います。現代の田んぼにもまだ、これらの自然が多く残されているのは嬉しいですね。 刈った稲は、ハセがけして天日干しです。2~3週間程天日干しした後に脱穀する予定です。フィチン酸やアブシジン酸などのいわゆる植物毒(種子毒)について、その害を強調する意見も多くみられます。 種子毒は、食べられてしまうと植物が子孫を残せなくなるために含まれているとされていますが、多くは発芽のときに分解され、毒性が低下すると考えら […]

PageTop