パラダイムシフト

新型コロナウイルスは人類全体の意識の変容を誘導していく

今回は、一連のコロナウイルス関連の記事としてではなく「私の独り言」として書いておきます。 前回の合宿にご参加の皆様にはすでにお話ししましたが、現代がどのような時期かを考えると、今回の新型コロナウイルスは必然として現れています。 『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は令和の時代の新たな「命定め」』 かつて日本では、感染症は「命定め」と言われていました。命定めを辞書で引くと「場合により亡くなることがある感染症」という意味で使われているそうです。 しかし、本来は、感染症にかかったことをきっかけに、この世界にとどまれる命であるのか、この世界にとどまるにふさわしい生き方をしているのかを見定める […]

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第14回直立歯科医学研究大会に参加しました

北海道札幌市で開催の第14回直立歯科医学研究大会に参加してきました。 私は「グローバルに考える病気の原因〜微生物と病気の関係〜」の講演をさせていただきました。 全国で講演させていただいていますが、医歯学の学会、研究会での講演は実に10年ぶり位になります。研究会主宰の 臼井先生を始め関係者の皆様に感謝いたします。このような機会を与えていただきありがとうございました。 直立歯科医学とは、とても簡単には説明出来ないのですが「真っ直ぐに立てないこと」と様々な不調や病気との関係を研究する学問です。 以下などをご参照ください。 https://www.facebook.com/chokuritsu/ ht […]

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生体恒常性(ホメオスタシス)と常在菌の関係

おかげさまで、講演会の日程が続いており、ブログの更新が遅くなっております。 末永く続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。   微生物の記事は、今回で一時終わりになりますが、微生物と生体恒常性=ホメオスタシスとの関係の重要性について示しておきます。   身体の内部や外部に起こる様々な変化に柔軟に対応して体内の状態を一定の範囲に保つことを恒常性の維持といい、一般にホメオスタシス(恒常性)と呼ばれています。   従来の考え方では、ホメオスタシスの3系は脳によりコントロールされていると考えられてきました。 しかし実際には、腸内細菌・腸・脳の密接な連携により調節されているということなのです […]

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微生物に関するパラダイムシフト(常識の大きな変革)

パラダイムシフトとは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することを言います。 たとえば、天動説から地動説への転換のようなことがこれに当たります。 このブログでは、パラダイムシフトというには大げさかもしれませんが、特に病気や健康に関して、現在いわゆる「常識」といわれている考え方を大きく変革する新しい考え方をいくつも伝えています。 微生物の記事を終えるに当たり、このブログで説明してきた微生物に関連するパラダイムシフト(考え方の大きな変換)をまとめて示します。   ①人は超個体である 私たち人は、単独で生きている存在 […]

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