栃木県小山市と埼玉県さいたま市での講演会
昨日1/20は、午前中は栃木県小山市、午後は埼玉県さいたま市と講演会日和になりました^^
栃木県は地元になりますが、小山市での講演会は初めてでした。
テーマは「自然に沿った暮らしと食、自然に沿った子育て」で、について、内容はいつものように、病気の原因、心、遺伝子、免疫、食、アレルギー、子どもの病気、予防接種など様々な面からお話ししました。
いつもお世話になっている主催の 石川 均 (Hitoshi Ishikawa)さん、スライドをお手伝いしていただいた 三國 由騎 (Yoshiki Mikuni)さん、自然派のパンを持ってきていただいた Pou Painさんをはじめ、スタッフの方々にお世話になりありがとうございました。
顔見知りもチラホラ見える中、3分の2以上は初めてのご参加でした。
小さい子どもたちも多数参加の中、終始和やかに楽しい雰囲気でお話しできました。
ご参加の方には、時間が押してしまい質問時間が取れなくて申し訳ございませんでした。
午後は埼玉県に移動し、さいたま市でも初めての講演会になりました。
「自然の摂理と病気のメカニズム」と題して、私の総論である病気のメカニズムをあらゆる側面から2時間フルバージョンでお話しできました。
ほとんどが私の講演会に初参加でした。同じく時間が押してしまい、質問時間がほとんどない状態でしたが、ご参加の皆様は、とても意識の高い方が多く、とても有意義な時間になりました。主催の埼玉県療術師会の野口さん、ご参加の皆さまありがとうございました。
昨日の質問にもありましたが、様々な所でお話しさせていただいて、最近私が感じます事は、現代の世の中は、限りなく分離が極まった(異なる意見を認め合えない)社会だなということです。
本来、人が100人いれば100通りの考え方があるのが当たり前です。
しかし、現代社会は人と違う選択をしただけで攻撃を受けることがあるのです。
例えば自然派の生活でいえば・・・
体重の増えが少なくても人工乳を追加しない
身長が標準より低くても成長ホルモンを使わない
牛乳を飲ませない
給食を持参する
ワクチンを受けない
ステロイドを使わない
インフルエンザに薬は使わない
・・・
分離とは違いが生じた(生じている)ということです。
真の統合とは違いがあるが、違いがあるまま認め合うことになるでしょう。
これは、どちらかを切り捨てること(見せ掛けの統合)では決してありません。
すべての違い(とくに自分と最もかけ離れている価値観)を認めることができれば分離の意識段階を卒業します。これが現代の意識が次に進む道と思います。
むしろ、人類はこの統合を(今後)果たすために限りなく(今は)分離したともいえます。
そして陰極まれば陽に転ずる、すなわち、人類の意識はこれから分離から統合に向かいます。
どんなに自分が正しいと思っても「自分が正しい、あなたが間違っている」では、統合を果たせません。相手も自分が正しい、70億人は70億人それぞれ自分が正しいと思っているのです。つまり、分離を超えた統合の視点から見ると、ただの意見(ベクトル)の違いであり、そこには多様性しかないことがわかります。
つまり、持論を展開するだけ、相手を非難するだけでは、社会は一向に良くなりません。どのようにして異なる意見を持つ人とも、お互いに考え方を認め合うようになれるかがこれからのポイントになりますね。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。