月刊「壮快」2018年9月号「人を操っているのは腸内細菌ではないか」

健康雑誌の月刊「壮快」に「自然派医師が土をいじる。菌とたわむれる。」という記事を連載中です。

今月号(20189月号)は連載第9回目「人を操っているのは腸内細菌ではないか」です。

数年前、最も有名な科学誌「ネイチャー」の腸内細菌についての特集号のタイトルは「(人の)操縦席に載っているのは誰か?」でした。

腸内細菌が脳の発達、自閉症、心の病気、人格・性格・行動、学習、認知、ストレス応答など人の精神活動も支配していることが次々とわかってきています。

私たちがあれこれ食べたり、欲したりするのは、実は腸内細菌が指令を出しているからかもしれませんね^^

自閉症などの発達障害が、さまざまな現代病(アレルギー、自己免疫疾患、生活習慣病(高血圧、糖尿病、がんなど)、うつなど)と同様に、近年爆発的に増加している最も大切な原因は腸内細菌がダメージを受けているからです。

腸や腸内細菌の状態を整えること(食事や生活)が発達障害の発生自体を防いだり、症状を改善することができるということになります。

これらに関しては新刊「自然に沿った子どもの暮らし・体・心のこと大全」にも詳しく書きましので、ぜひ合わせて参考にしてください。

関連記事

no image

月刊「クーヨン」2018年11月号の記事

オーガニック系育児雑誌「クーヨン」の今月号(2018年11月号)が発売になっています。 今月号の特集も必見です。テーマは「子どもの虐待 もしかしたらわたしも?」~しつけと虐待はどう違う?~です。 ・虐待はひとごとではない ・イライラや攻撃性とそのベースにある不安、恐怖 ・虐待にならない環境づくり ・児童相談所への通報とその後 ・虐待体験にて思うこと など様々な角度から子ども虐待を取り上げています。 昨年1年間の児童相談所(児相)への相談件数は13万件以上、警察から児相への通報も6万件以上になっており、毎年増加の一途をたどっています・・・ レスキューとして児相への通報が必要なことももちろんあると […]

no image

月刊「クーヨン」2019年3月号記事「インフルエンザ」

オーガニック系育児雑誌、月刊「クーヨン」の今月号2019年3月号が発売になっています。今月号のクーヨンの特集は、「子育て家族の防災・減災」です。 私がいつも担当している子ども病院という連載のテーマは「インフルエンザ」ですが、インフルエンザの記事を書くのは3回目になります。 何度も書いていますが、私はインフルエンザについては次のように考えています。 ・インフルエンザはただのかぜ ・インフルエンザの予防接種は不要 ・インフルエンザに病院の受診(とくに早期の)は不要 ・インフルエンザの検査は不要 ・インフルエンザの治療薬は不要 今シーズンはインフルエンザの記事をいくつか追加しましたので、これまでFB […]

no image

月刊「壮快」2019年6月号記事「遺伝子組み換え(GM)作物について①」

今回は、月刊壮快の記事を補足して、遺伝子組み換え作物(GM作物)についてです。   健康雑誌の月刊「壮快」に「自然派医師が土をいじる。菌とたわむれる。」という記事を連載中です。今月号(2019年6月号)は連載第18回目「遺伝子組み換え食品について①」です。   今回は、月刊壮快の記事を補足して、遺伝子組み換え作物(GM作物)の論文報告で最も重要なものを紹介致します。2012年にFood and Chemical Toxicology誌という食に使用される添加物などの毒性についての専門の医学雑誌に掲載されたSeralini博士の論文報告です。 論文タイトルは「Long term toxicity […]

no image

月刊「クーヨン」2019年2月号記事「腸が元気なら夜泣き・ぐずりに悩みません」

オーガニック系育児雑誌「クーヨン」の今月号(2019年2月号)が発売になっています。 今月号の特集は「夜泣き解消で子も親もぐっすり」です。私は「腸が元気なら夜泣き・ぐずりに悩みません」という記事で登場していますが、簡単に補足します。 夜泣きとは、乳幼児が夜にはっきりとした原因がないのに泣くことを言います。一般的には、3ヶ月以降の子どもでは小さいほど泣く傾向がありますが、これは他の表現手段がないためと考えられています。通常3ヶ月〜4歳くらいまでみられ、発達障害があると12〜15歳くらいまで続くことがあります。 始めに、夜泣きと腸内細菌の関係についての重要な報告を紹介します。 まずは、イタリア、ト […]

no image

月刊「壮快」2018年10月号「腸内細菌が作る短鎖脂肪酸が腸の内外で大活躍」

健康雑誌の月刊「壮快」に「自然派医師が土をいじる。菌とたわむれる。」という記事を連載中です。 今月号(2018年10月号)は連載第10回目「腸内細菌が作る短鎖脂肪酸が腸の内外で大活躍」です。 短鎖脂肪酸とは、腸内細菌が産生する短い脂肪酸(炭素数2~5個)のことです。あまり解説されないことが多いのですが、腸内細菌が作り出すたくさんの物質の中で、最も重要といってよいくらい大切で、腸内細菌のほとんどの作用を担っています。 短鎖脂肪酸は、大腸の栄養源であり、消化管に直接作用する以外にも消化管以外のあらゆる臓器にまで(ホルモンや神経伝達物質のように)メッセンジャーとして作用しています。 代表的なものは酢 […]

PageTop