医師がワクチン接種を強く勧める理由
医師がワクチン接種を勧める理由は、医師であってもワクチンについての本当の知識を持っていないからです。
私自身もかつてはほとんどの医師と同じように、何の疑問も持たずにワクチンの接種を勧めていました。
予防接種は大人よりも子どものほうが圧倒的に受ける機会が多いですから、小児科医である私は最もワクチンを受けさせる立場にいたことになります。
さらにその後、ウイルス学の博士号をとり、留学先の米国のNIH(国立衛生研究所)でロタワクチンの開発に携わっていた時ですら、恥ずかしながら、現在講演会やフェイスブックで説明しているようなワクチンの知識はまったく持ち合わせていませんでした。
つまり、小児科医であり、ウイルス学、ワクチン学の専門家であった時でも予防接種を受けさせることについての疑問すらもっていない状態であったということです。
現在は医師を含め、国、厚生労働省、市町村、保健所、専門家、マスコミ、学校が一体になってワクチンの接種を強力に勧めているのですが、かつての私のように、誰もワクチンについての本当のことを知らないからなのです。
・なぜ、ほとんどの人がワクチンを打っているのか
・なぜ、ほとんどの医師は(打たない人を虐待と非難してまで)ワクチンを勧めるのか
・ワクチンについてどのように考えればいいのか
私の新刊「自然に沿った子どもの暮らし・体・心のこと大全」のワクチンの章では、これらについて予防接種を一概に肯定も否定もしない立場で、一切の陰謀論や確認できない情報を使わずに(つまり、調べれば確認できる情報だけで)解説しています。
このような切り口でワクチンを論じているものは、現在までのところ他に見当たらないと思います。特に医師をはじめとした医療関係者にこそ読んでいただきたいと思います。
ぜひ私の新刊「自然に沿った子どもの暮らし・体・心のこと大全」を参考にし、ワクチンについての理解を深めていただければ幸いです。