2019年の稲刈りが終了しました
今回の3連休の間に今年も無事に稲刈りが終了しました。
お手伝いしていただいた皆様、本当にありがとうございました。
子どもたちは1日中走り回ったり、魚や虫を捕まえるのに夢中で楽しい時間になったと思います。現代の田んぼにもまだ、これらの自然が多く残されているのは嬉しいですね。
刈った稲は、ハセがけして天日干しです。2~3週間程天日干しした後に脱穀する予定です。フィチン酸やアブシジン酸などのいわゆる植物毒(種子毒)について、その害を強調する意見も多くみられます。
種子毒は、食べられてしまうと植物が子孫を残せなくなるために含まれているとされていますが、多くは発芽のときに分解され、毒性が低下すると考えられています。
ですから、健康を気にされる方の間では発芽玄米や発酵玄米にしたり、さらに、ナッツ類まで発芽オーガニックナッツなるもの流行っているそうです。
しかし、お米に関しては、天日干しにすることで、ほとんどの害は問題なくなりますし、ビタミン Dなどの栄養素もupし、なによりも美味しくなります^^
前回も書きましたが、現代は精神と物質という2極において、価値観が究極的に物質に偏った世の中です。全ては物質であり、精神的なものなどない。それらは宗教やスピリチュアルなどの非科学的でアヤシイ事と考えられる社会です。
さらに物質を含めたあらゆる価値は数値へと置き換わっていってますね。その最終形態が東京オリンピックに合わせて急速に進められている5GとIoT(モノのインターネット)によるヴァーチャルなネットワーク空間になります。そして、そのようなビッグデータはAIにしか管理不可能になります。
端的にいうと、今後世界は急激にすべてが数値化されたリアル・マトリックス(映画です)の世界に入って行きます。その中では精神的な活動は一切ない・・・真の意味で人間が進化の方向性を失った空間になります。
そのヴァーチャルな世界にすべての精神が飲み込まれていく大きな歴史的流れの中で、最後の砦となるのが自然とリアルにつながること(実践)になります。
できるだけヴァーチャルではなくリアルな活動をすること。一人でも多くの人が、まずは農業などからどんなことでも実践されることをお勧めします。