ワクチン
ワクチンの効果が過大に評価されている例の続きです。 ④ ワクチンを接種していないグループではなく接種したグループの方が流行の発生頻度がはるかに高いという報告が多数ある ムンプス(おたふく)、水痘(水ぼうそう)、百日咳、麻疹、インフルエンザ 図16 アメリカでのムンプス(おたふく)の流行(2006年) ほとんど(92%)がワクチン接種グループで発生 図17 アメリカでの水痘(水ぼうそう)の流行 ほとんど(97%)がワクチン接種グループで発生(2001年 オレゴン州) 図18 アメリカでの百日咳の流行(1993年 オハイオ州) ほとんど(90%)がワクチン接種グループで発生 […]
続きを読む前回の続きでワクチンの効果が過大に評価されている例を見て行きましょう。 ② ワクチンに感染防止効果がないのに効果があるとされている インフルエンザ、BCG(肺結核予防効果はない) 図12 2歳以下でのインフルエンザワクチンの効果(51論文 26万人以上のまとめ) 有効率 0% 図13 年長児でのインフルエンザワクチンの効果(64論文 40年以上のまとめ) 有効率 全くないかほとんどない 注 一般に疫学調査は期間が長ければ長いほど、人数が多ければ多いほど正確なデータとなります。 図14 BCGの肺結核、腺結核予防効果 有効率 0% 図15 0-2.5歳でのBCGの結核予防効 […]
続きを読む20世紀の医学上の最大の功績はワクチンと抗生剤であるという意見があります。 天然痘(死亡率約30%)という病気が、種痘というワクチンにより世界中から根絶された例を代表として、次々と開発されたワクチンが、人類の脅威となる重篤な感染症を制圧して行った救世主であると。 本当でしょうか? 私は、今ではワクチンほど効果が過大に評価され、副作用が過小に評価されているものはないと考えています。 一つずつ見て行きましょう。 1効果が過信されている ① 歴史的にみてほとんどの致死的な感染症の大幅な減少(患者数、死亡率とも)はワクチン導入以前に起こっている 大正時代以前は様々な伝染病で毎年、数千~ […]
続きを読む④「ワクチンを受けないと他の人にうつして迷惑をかける」 自分のことを差し置いてでも他人の迷惑にならないように考慮するという日本人の気質に訴える実に巧妙な意見と言えます。 まず、かぜなどのほとんどの感染症はいわゆるお互いさまであり、うつしあってお互いに免疫力を高めあうという側面があります。 一度感染症にかかると二度目以降は発症しないことを(狭義の意味で)免疫がついたと言います。 実は一度感染して免疫がついた人が、2度目以降に感染すると、発症しないまま免疫が増強されます(これをブースター効果と言います)。 ワクチンで集団での感染を防御してしまうとブースター […]
続きを読む③「ワクチンで防げる病気があるのに受けないのは親の怠慢である」 ワクチンで防げる病気にVPD(Vaccine Preventable Diseases)という略名を付けてまでワクチンを推奨しています。 ワクチンで防げる病気があるのかもしれませんが、そもそも病気を防ぐことが必ずしも子どもや未来の子孫のために良いことなのでしょうか。 また、ワクチンだけが感染や流行を防ぐ手段ではありませんので、ワクチンを受ける以外の方法で最大限感染を防ぐ対策をします。 さらに、人にうつさないように2次感染に対する対策もします(次項にも関係します)。 ・幼少児(特に6か月未満)では特に外出自体を控えたり、人ごみの […]
続きを読む