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月刊「クーヨン」2019年2月号記事「腸が元気なら夜泣き・ぐずりに悩みません」

オーガニック系育児雑誌「クーヨン」の今月号(2019年2月号)が発売になっています。 今月号の特集は「夜泣き解消で子も親もぐっすり」です。私は「腸が元気なら夜泣き・ぐずりに悩みません」という記事で登場していますが、簡単に補足します。 夜泣きとは、乳幼児が夜にはっきりとした原因がないのに泣くことを言います。一般的には、3ヶ月以降の子どもでは小さいほど泣く傾向がありますが、これは他の表現手段がないためと考えられています。通常3ヶ月〜4歳くらいまでみられ、発達障害があると12〜15歳くらいまで続くことがあります。 始めに、夜泣きと腸内細菌の関係についての重要な報告を紹介します。 まずは、イタリア、ト […]

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月刊「壮快」2019年1月号記事「日本人の腸内細菌が喜ぶ“七つの食事の基本”」

健康雑誌の月刊「壮快」に「自然派医師が土をいじる。菌とたわむれる。」という記事を連載中です。 今月号(2019年1月号)は連載第13回目「日本人の腸内細菌が喜ぶ“七つの食事の基本”」です。 前回の記事は、腸内細菌を元気にする食事として①和食と自然食②「まごわやさしい」について解説しました。 今回の記事は、前回の続きで、私の考える以下の食事の7原則についてです。 ①少食②身土不二(地産地消で旬のもの)③一物全体④食物繊維を摂る⑤発酵食品を摂る⑥良く噛む⑦楽しく食べる 「何を食べるか」とは、自分の体(正確には心身)の材料をこの世界のどこからもってくるかということと自分がどのように生きているか(この […]

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月刊「クーヨン」2018年11月号の記事

オーガニック系育児雑誌「クーヨン」の今月号(2018年11月号)が発売になっています。 今月号の特集も必見です。テーマは「子どもの虐待 もしかしたらわたしも?」~しつけと虐待はどう違う?~です。 ・虐待はひとごとではない ・イライラや攻撃性とそのベースにある不安、恐怖 ・虐待にならない環境づくり ・児童相談所への通報とその後 ・虐待体験にて思うこと など様々な角度から子ども虐待を取り上げています。 昨年1年間の児童相談所(児相)への相談件数は13万件以上、警察から児相への通報も6万件以上になっており、毎年増加の一途をたどっています・・・ レスキューとして児相への通報が必要なことももちろんあると […]

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月刊「壮快」2018年11月号「現代病を招く免疫異常をおさめられるのは“腸”だけ」

健康雑誌の月刊「壮快」に「自然派医師が土をいじる。菌とたわむれる。」という記事を連載中です。 今月号(2018年11月号)は連載第11回目「現代病を招く免疫異常をおさめられるのは“腸”だけ」です。 私たち人は、単独の存在ではなく、おびただしい数の微生物と共存している生態系です。この概念があるのとないのでは、病気や健康についての理解がまったく異なったものになります。 免疫系とは、私たちの体を守る働きをする仕組みですが、実際には、私たちの体からみての異物を排除する反応になります。異物とは、ウイルス感染細胞、がん細胞、病気を引き起こす病原体(細菌やウイルス)、毒素など体に害を与えるもののことです。 […]

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月刊「クーヨン」の今月号2018年10月号の記事

オーガニック系育児雑誌「クーヨン」の今月号(2018年10月号)が発売になっています。 今月号の特集は「子どもを壊す食べ方させてませんか?」です。 私は「腸が元気になる“引き算”の食べ方」という記事で登場しています。 腸および腸内細菌の状態が人の健康にとって最も大切なことを繰り返しお伝えしています。 今までの医学、栄養学、代謝学、食事論、健康論・・・は、この最も大切な腸内細菌の概念が欠如しています。 腸内細菌が元気であれば、腸内細菌がすべての栄養素(必須アミノ酸、必須脂肪酸、短鎖脂肪酸、ビタミン、ミネラル・・・)を補ってくれます。 腸内細菌という概念がなければ○○が不足する、人が作れない・・・ […]

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