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月刊「壮快」2018年10月号「腸内細菌が作る短鎖脂肪酸が腸の内外で大活躍」

健康雑誌の月刊「壮快」に「自然派医師が土をいじる。菌とたわむれる。」という記事を連載中です。 今月号(2018年10月号)は連載第10回目「腸内細菌が作る短鎖脂肪酸が腸の内外で大活躍」です。 短鎖脂肪酸とは、腸内細菌が産生する短い脂肪酸(炭素数2~5個)のことです。あまり解説されないことが多いのですが、腸内細菌が作り出すたくさんの物質の中で、最も重要といってよいくらい大切で、腸内細菌のほとんどの作用を担っています。 短鎖脂肪酸は、大腸の栄養源であり、消化管に直接作用する以外にも消化管以外のあらゆる臓器にまで(ホルモンや神経伝達物質のように)メッセンジャーとして作用しています。 代表的なものは酢 […]

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月刊「クーヨン」の今月号2018年9月号の記事

オーガニック系育児雑誌、月刊「クーヨン」の今月号2017年9月号が発売になっています。 今月号のクーヨンの特集は、「だっこ・おんぶを見直してください」です。 赤ちゃんの抱き方が、母乳の飲みからから体幹の発達、脳の育ちにも影響を与えています。赤ちゃんは、だっこやおんぶのたびに脳を覚醒させているのだそうです。はいはいと体幹の発達の関係、体幹と頭、心の発達の関係にも注目です。 私は子ども病院という連載の内科(小児科)部門を担当しています。今月号は「水ぼうそう」についてです。 興味のある方は、ぜひ今月号の「クーヨン」をご覧ください。 帯状疱疹の低年齢化が急速に進んできています。先日当診療所にも、ついに […]

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月刊「壮快」2018年9月号「人を操っているのは腸内細菌ではないか」

健康雑誌の月刊「壮快」に「自然派医師が土をいじる。菌とたわむれる。」という記事を連載中です。 今月号(2018年9月号)は連載第9回目「人を操っているのは腸内細菌ではないか」です。 数年前、最も有名な科学誌「ネイチャー」の腸内細菌についての特集号のタイトルは「(人の)操縦席に載っているのは誰か?」でした。 腸内細菌が脳の発達、自閉症、心の病気、人格・性格・行動、学習、認知、ストレス応答など人の精神活動も支配していることが次々とわかってきています。 私たちがあれこれ食べたり、欲したりするのは、実は腸内細菌が指令を出しているからかもしれませんね^^ 自閉症などの発達障害が、さまざまな現代病(アレル […]

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