月刊「クーヨン」2018年12月号「乳幼児健診で医療者が見ていること」

オーガニック系育児雑誌「クーヨン」の今月号(2018年12月号)が発売になっています。

今回は、なんと巻頭に私の初めての本「病気にならない暮らし事典」の企画、立案、編集をしていただいた落合加代子さんが、登場されています。
https://www.amazon.co.jp/病気にならない暮らし事典-自然派医師が実践…/…/4860087070?

落合さんは、現在東京都国立市でシェアハウス「コトナハウス」を設立されており、それが「こどもの居場所・つくるひと」という記事で紹介されています。
落合さんにはお世話になり、本当にありがとうございました。世界は狭いですね^^

今月号の特集は「子どもの健診活用マニュアル」~イヤイヤ受診はもったいない!~です。

私は「乳幼児健診で医療者が見ていること」という8ページの特集記事を担当しています。
前半は乳幼児健診、後半は予防接種についてまとめています。クーヨンにはこれまで様々な記事を書かせていただいていますが、乳幼児健診については初めてになります。

自然派の方の中には乳幼児健診を受けたくないという人も多いと聞きます。理由は、成長や発達、予防接種などについて質問されたり、強く意見を言われたり、指導されるためと思いますが、私は、健診はむしろ積極的に受けてくださいとお伝えしています。

健診とは、子どもが元気であり、着実にその子なりに成長していることを確認するための素晴らしい機会の一つであり、他の子と比べたり、一定の枠内に入れるのが目的ではありません。

健診で自分たちとは異なる意見を言われた場合は、争うのではなく、まずは、自分の子どものことを心配してくれているのだと捉えるのがいいでしょう。健診を担当する保健師や医師は、(一般的な考えを)勉強した上でマニュアルに従い指導しているのです。ですから、それらも一つの意見として受け止めればいいのです。その上で、異なる考え方があるのなら、「自分たちは自分たちなりに勉強し、こう思います」と意見を述べましょう。

今回は乳幼児健診で遭遇する様々なシチュエーション(成長、発達、予防接種)で意見を言われたときの対応をQ&A方式にまとめています。私の対応も答えの一つとして参考にしていただき、ご自身の意見を的確に述べられるようになるといいですね。

これからは、保健所や医師、医療関係者と争うのではなく、建設的に話し合うことでが大切で、それが、自分の子ども達や家族だけ良ければいいのではなく、社会全体を良くしていくことにもつながっていくと思います。

私の新刊「自然に沿った子どもの暮らし・体・心のこと大全」もぜひ参照してください^^
https://www.amazon.co.jp/dp/4479784349/

私がいつも担当している子ども病院という連載の今月号のテーマは「熱性けいれん」です。

今月のクーヨンも盛りだくさんの内容です。
興味のある方は、ぜひ今月号の月刊「クーヨン」をご覧ください。

関連記事

no image

現代ビジネスオンラインで私の新刊の特集記事が公開されました。

現代ビジネスオンラインで私の新刊の特集記事が公開されました。 『ウイルス研究者が語る「守るべき暮らし方」』になります。https://gendai.ismedia.jp/articles/-/73006 私の新刊「感染を恐れない暮らし方」の中のたくさんの項目のわかりやすく簡潔なまとめになっており、主な内容は以下になります。 ・変異する新型コロナ、今後も感染の可能性はある ・自然に沿って暮らせば、病気にならない ・ウイルスによる感染症は、薬では治せない ・新型コロナから回復する唯一の方法は自然治癒力 ・自然と離れた暮らし方が感染後の重篤化を招く ・からだの防衛にかかわる常在菌のためには、過度な手 […]

no image

PCR検査の問題点を詳しく説明します

PCR検査の問題点を指摘して、検査は当てにならない、意味がないなどと短絡的に結論を出している情報を見かけます。 検査にはそれぞれの特徴があり、必ずメリットとデメリットがありますが、一部の欠点があるから、検査自体が全く当てにならないというのは「思考停止」になります。 今回の記事はPCR検査の何が問題でどのように考えればいいのかの要点をわかりやすくまとめてみます。 まず、あらゆる検査を理解するために避けては通れない「検査の精度」について解説します。今回は専門用語()がわからなくても理解できる様に説明してみます。 検査の精度とは主に次の2点です。①もれなく見つけること(感度)②間違いなく見つけること […]

no image

ステロイド依存症

乳児湿疹やアトピー性皮膚炎(以下アトピー )の子がものすごく増えていますが、私は治療にステロイド剤の使用をお勧めしていません。理由は、これらの治療にステロイド剤が必要ないためですし、ステロイド剤の副作用、抵抗性、依存性を考えると逆に使用してはいけないと考えています。 私は、ステロイドを使わない医師の団体に入っています。この団体に所属している医師数は約50人程になりますが、現在の日本の総医師数は約31万人ですので、割合としてはとてもとても少ないことになりますね。 このリンク先の子どもへの医師の治療は、私がお勧めしている治療のほとんど真逆をしています。しかし、病院を35カ所受診しても解決にはならな […]

no image

「検査陽性と感染と発症の違いをわかりやすく説明します」

新型コロナウイルスでは「検査の陽性者」を「感染者」として報道されていることがほとんどで、これはとてもとても重大な問題です。報道機関をはじめ、医師や専門家がこのことを指摘しないことはそれ以上に問題と言っていいでしょう。 今回の記事はこれらをわかりやすく、明解に説明します。 ①検査陽性とはCOVID-19では、途上国を含め、すべての国で検査はPCR検査によるものがほとんどですので、ここではPCR検査陽性のことを解説します。 PCR検査陽性とはPCR検査でウイルスが検出されたことを意味します。PCR法は何を検出しているのかというと、ウイルス遺伝子(コロナウイルスRNA)の断片(全遺伝子=ゲノムのごく […]

no image

現時点(8/18)での第2波について全世界のデータから考える

情報には自分の意見に都合の良い部分(国など)のデータだけでまとめて簡単に結論づけているものがとても多くなっていると感じます。新聞やテレビ、ネットだけでなく医学論文であっても同様ですので、情報の解釈、活用には注意が必要になります。 今回の記事は、情報の得られる全世界208カ国すべてのデータから第2波について検査陽性数と陽性率、さらに死亡数との関係をまとめました。まず、いままでの私の記事からわかることを確認しておきます。 ・検査陽性と感染者を明確に区別する必要がある・流行は収まるが陽性者が完全に無くなることはなく、少数の陽性者が出る「くすぶりの状態」がこれからも続いていく・検査数が増えれば陽性者数 […]

PageTop