私が参考にしている発達障害に関係する本の紹介
昨日、自閉症や発達障害の根本原因が腸および腸内細菌であり、そこを改善することにより予防、治療が可能であるという記事を書きました。
本日は昨日の記事の補足で、私が参考にしている発達障害に関係する本を紹介いたします。すべて一般書で難しい論文などを集めたものではなく、一般の人も読めるものばかりです。
実際に発達障害を持つご両親やご家族の方だけではなく、教育関係者、行政機関の方、発達や療育に関わる方々や医師など医療関係者にも読んでいただきたいと思います。
既にたくさんの書籍がありますので、重要と思われるものから並べますが、一つでも二つでも実際に手に取り、読まれる事をお勧めします。
発達障害は、薬を飲む以外にも出来る事がたくさんあります。これだけが正しいという答えはありません。発達障害に限りませんが、子ども達のことをどれだけ真剣に考え行動するかが真の愛情だと思います。
以下に私が考える注意点も書いておきます。
まず、これらの本で大切なのは、個々の内容よりも、発達障害には(薬物を使用する以外に)改善する方法がある(しかもたくさん)という事なのです。
個々の本に書かれている事はとても参考になることが多いのですが、そのまま真似をすればいいという訳ではありません。昨日も書きましたが日本人には日本人に合った方法(遺伝、体質、環境、実践などの面から)を選択するのがより良いと思います。
例えば、発達障害を栄養障害として解説している本には、たくさんのサプリメントや補助食品などを勧めているものが多いです(欧米はものすごいサプリメント大国なのです)。もちろん、サプリメントで著明な改善がみられるケースもありますので、これらの使用を否定するものではありません。
この栄養障害の多くも腸内細菌の異常によるものがほとんどなのです。腸内細菌が健全ではないため、消化・吸収が不完全になり、必要な栄養素(アミノ酸、脂肪酸、ビタミン、ミネラル・・・)や短鎖脂肪酸を供給してくれなくなります。腸内細菌は毒物の分解や除去、有害微生物の排除、免疫系の調節、神経・精神活動にも関係しています。
このように、問題の根本は腸および腸内細菌にあるのです。ですから、可能な限り様々な方法を考えトライするのは大切ですが、個々の子どもや家庭の状況に合わせて、どのように腸内細菌を健全に再建するのかの適切な方法を見つけていくのが良いと思われます。
以下、画像とリンクで本を紹介いたします。
他にもたくさんの本があると思います。
・GAPS 腸と心の症候群
https://www.amazon.co.jp/dp/4802050658/
・発達障害は栄養で良くなる
https://www.amazon.co.jp/dp/4864716714/
・遺伝子に話しかけなさい 自閉症は回復できる!
https://www.amazon.co.jp/dp/4863673213/
・学校に作業療法を
https://www.amazon.co.jp/dp/4863422539/
・発達障害の薬物療法を考える
https://www.amazon.co.jp/dp/4779170958/
・発達障害の治療の試み
https://www.amazon.co.jp/dp/4904198034/
・発達障害の改善と予防: 家庭ですべきこと、してはいけないこと
https://www.amazon.co.jp/dp/4093108412/
・発達障害バブルの真相
https://www.amazon.co.jp/dp/4907961138/
・デトックスで治す自閉症
https://www.amazon.co.jp/dp/4813603750/ref
・発達障害の子どもが変わる食事 (青春新書INTELLIGENCE)
https://www.amazon.co.jp/dp/4413043715/r
・食事療法で自閉症が完治!!
https://www.amazon.co.jp/dp/487795242X/
・発達障害を治す (幻冬舎新書)
https://www.amazon.co.jp/dp/4344983564/
・給食で死ぬ!!
https://www.amazon.co.jp/dp/487795239X/
・すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい
https://www.amazon.co.jp/dp/4866510749/
・発達障害は家庭で改善できる
https://www.amazon.co.jp/dp/4877953507/
・自然に沿った子どもの暮らし・体・心のこと大全(拙書)
https://www.amazon.co.jp/dp/4479784349/